大手企業のポイントサイト運営?・・・と思ったら

毎日、Yahooリスティング・スポンサードサーチからの流入元をチェックしている私ですが、本日また、スポンサードサーチの提携パートナーサイトを発見しました。都合5クリックされていました。全て直帰です・・・。
新規追加サイトは以下。

unisearch.jp (Yahoo模倣サイト, Unitcom Co., LTD.運営)
leo-net.jp (レオパレス21運営)


レオパレス21、ポイントサイト運営しているんですね・・・
と思ったら、「検索ごとにポイント付与」系のサービスではないみたいですね。単純にYahooの検索API使っているだけなのか。

除外対象設定はどうしてるんだろう、と思い実際に http://leo-net.jp/ から検索してみました。

レオパレス自身のスポンサードサーチ広告も出てる。 自社広告ですが、クリックしたら課金されますけど。


というわけで、総合して考えるとレオパレス21は被害者ってことでしょうか?


で、よくよくソースを調べたら、adingo と言う会社が、メディア運営企業に対して「検索連動型広告でのマネタイズ」を支援しており、leo-net.jp の検索サービスもそれだ! と気づきました。
http://adingo.jp/service/search_pc.html

adingoは、どうやらECナビのグループ会社で、ECナビ内にあるみたいですね。
http://adingo.jp/company/

関連会社運営サイトを見ると、ECナビはじめ、PEX、リサーチパネル、サイボウズネットなど除外サイト界の著名サイト(なんだそりゃww)がずらり。自社ノウハウを他企業にも提供・・・ってやつですか。ECナビさんはリスティング頼みのコバンザメビジネスなんですね。
えーーーーっと。いい迷惑です。


ということで、この leo-net.jp は、株式会社adingoが検索窓を設置して、レオパレスに「PPC広告クリックからの収益が上がるよう支援した」ということですねー。

ていうかクライアント企業が出稿している広告を除かないってのは何なの?ある意味フェアだからいいの?adingoさん。


ちなみに以前、コカコーラ社も、全く同様の検索機能を付けていたそうです。しかし不評を買ったのか、はたまた「自社リスティング広告が有料でクリックされている」「自社サイトが(自社同様)他リスティングスポンサーに損害を与えている」と認識したのか、Yahooの検索サービスの利用を取りやめた経緯もあるみたいです(※「コカコーラ MFO」で検索してみてください)。

老婆心ながら、レオパレスさんも撤退を考えたほうがよいのでは・・・。


というわけで、多分クリックしているのは本当のユーザー(人間)だとは思いますが、ターゲットとのマッチングが図れないと思った方は、 leo-net.jp ドメインを配信対象外サイトに登録することをお勧めいたします(ここからクリックされた広告主様は)。